〈藤間 晴夫への感想〉

2020年7月15日水曜日

夢美の次に書いたキャラクタの感想が、これまたまさかの藤間くん。
そんなに好きじゃないキャラクタなら殆ど書く事もなくサクッと終わるかな、と思っていましたが、そんな事全然なかった…。
メインの男性陣5人の感想を書いたら一体どれだけの分量になるのか、今から戦々恐々としています。ネタバレありますので注意です。

お前の存在が、なんじゃこりゃだわ
(でも藤間くんのこの台詞好き)

◆藤間 晴夫への感想 キミ、ブレないよね~!

三白眼男子。意地悪男子でもある。夢美と同じ立ち回りの人。

彼の凄い所はあれだけ魅力的で有能な男性陣に囲まれていたのに、最後まで小物であり続けたところ。全くブレない
しかも、藤間くん以外の男性陣は皆主人公に惹かれてしまうというのに、彼だけはメロメロメロンにならないという。全くブレない

主人公に対してだけATフィールド全開なある意味凄い奴。

モップハンドルを主人公に勢いよく投げつけてくる(EP11)ような姑息な嫌がらせもしてくるし、『てか、いつまであの子をひいきするつもりなんだ?(EP11)』とか言い出すし。
主人公は野外調査にもきちんと出てるし、特に贔屓されている描写は無いと思うのだけど、主人公に対して誰かがフレンドリーに接しているだけでも、藤間と夢美、二人の目には贔屓だと映るのかもしれない。

白野くんの台詞『藤間さん、(外の調査に)最近参加してないじゃないすか。(EP11)』によると、彼は野外調査には殆ど出ていないみたいだし、これだけ役に立たない上に文句ばかり言うような存在に対し、みんな普通に接してあげているのが大人だな、と。およそ高校生の集団とは思えないくらい大人の対応すぎる。攻略対象男性陣の魅力を引き立たせるための端役、それが彼なんでしょうか…?

野外調査中に、吃驚して主人公を階段下へ突き飛ばした(EP12)のは、藤間くんですよね?階下に仲間を突き飛ばすとか、最悪の事態になりかねないのに。そんなこと出来るのは藤間くん位だろうし。でも、なぜ突き飛ばしたのだろう?
主人公を助けるためだったと思いたいけど、まぁ、そんなわけないか。『間違いなく私は何者かに突き飛ばされた(EP12後のCRITICAL)』。

藤間くんが亡くなる遠因になったであろう、大きな音ガッシャーンが、偶然だったのか罠だったのかも気になります。

それにしても、ここの一連の流れ、自分にはよくわからないんですよね…

『ガッシャーン!!(何かがドスンとぶつかり、割れるような音が辺りに響き渡った。かなり大きめのものが(最後尾にいた)藤間くんの近くに落ちたようだがそれとほぼ同時に私の体は強い力で突き飛ばされ(EP12)』
『背後から、何かが割れる音がした。その直後、誰かが私の背中を押し 押された勢いとバランスを失った体、そして藤間 晴夫の表情が生々しく頭に浮かんだ。(EP12後のCRITICAL)』

まとめると…

 何かがドスンとぶつかる
 ↓
 主人公の背後から割れるような音(ガッシャーン)
 ↓
 かなり大きめのものが最後尾にいた藤間くん近くに落ちた
 ↓
 主人公は背中を押され階下へ突き飛ばされる
 
先の様子をうかがっていた先導者の永留くんは先頭にいて、最後尾に藤間。
主人公と白野くんはおそらく二人の間にいるという位置関係。
主人公が転げ落ちた事に永留くんも白野くんも吃驚していたようだから、主人公を突き飛ばしたのはこの二人ではなく、やはり藤間。

ただ、背中を押されたのに藤間の表情を主人公が見ているのが謎すぎる。
押された瞬間に振り返って藤間の表情が見えたのなら、押したのは藤間くんで確定では?
それなのになぜ『藤間くんの仕業じゃないことを願いたいが…(EP12後のCRITICAL)』という曖昧な表現になるのか??『戻ったら、一言言わなきゃ。(同上)』と言っているので、藤間が突き飛ばしたと主人公も本当は認識しているんだよね…?
ワタクシ、仲間を疑いたがらない素敵な主人公なんです~!って演出ですか…?

ここの流れは本来は、落下物の下敷きになるように藤間を誘導して、同時に大きな物音におびき寄せられた感染者から逃げるために、落下物の下敷きになった(もしくは負傷して走れない)藤間を置き去りにして見殺しにする作戦だったのでは?と予想。
落下物が落ちてくるような罠をいつ頃仕掛けたのかとか、罠の内容がわからないけれど。
(クリア後に見られる、あるキャラクタの「彼との思い出1」を見ることでここの疑問はほぼ解消します)

それにしても、『なんじゃこりゃ!!(EP12)』って反応が(笑)。一体彼は最期に何を見たんだろう。

最期を迎えた藤間くんへ黙祷。

今までありがとう藤間くん。君が投げてよこしたモップハンドルは君と同じで役に立たなかったよ(辛辣)。危うく踏んでひっくり返りそうになったし、感染者に対して力いっぱい振り回したら手からすっぽ抜けたし。(どれも主人公の過失だけど)薄々嫌な予感はしてたけど、あれホント呪われたモップだったわ。『今の私にあるものは、藤間くんに勧められたモップハンドルがすべてだった』あの時の絶望感ったら、なかったわ(笑)

贔屓。皆が新顔の主人公を大事にしている
って事が不満なのかな?でもそれって日頃の行いだよね!


藤間くんについてのコメント、お待ちしています!
三白眼男子はどんな性格でも好き!とか。いう程嫌な奴でもないよ?などなど。
藤間の最期のシーンの描写についても何かコメントをくださると嬉しいです。
もっと自分の読解力を磨きたい…!

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